"PRIMEIRA" セルフライナー・ノーツ

ファーストアルバム"PRIMEIRA"に収録された各楽曲に対する思いを、CIMBA自身にコメントしてもらいました!

(1) プリメイラ 〜First Lady〜 feat. FRG

「世界で1番大事な人」

NYにいた時に、FRGと「日本に帰ったら1曲やろうぜ!」って言ってて、出来たのがこの曲。Primeiraってのはポルトガル語で、Firstって意味。何を犠牲にしても最優先にしたい存在、そんな人に向かっての決意表明にも似た感情を歌った唄です。この曲が出来たと同時に、やりたいことがどんどん溢れてきて、アルバムを作ることを決めました。

(2) Love

「愛の定義」

人を愛するってことはどういうことなんだろう?「これが愛だ」それを俺なりに考えて書いた曲です。バカみたいに浮かれてしまったり、時には思いっきり傷ついたり。素晴らしいけど、時にめんどくさい感情。だけど人間のこの感情がいずれ世界を平和にしていくんだとしたら、人間も捨てたもんじゃないと思うんだよね。

(3) ASTRO☆BOY feat. PHOXY CAMEL

「夢」

CAMELとは小学校から一緒で、普段は「マセガキサーカス」の仲間としてもつるんでる。ここに同じく中学から一緒で、マセガキでもあるT-SKがトラックを持ってくると、はい、おなじみの3人組になる(笑)。題材は、強くて、みんなのヒーロー「鉄腕アトム」。仲間と支え合って、なんとか生きてる俺たちだけど、夢持ってがむしゃらに頑張ればアトムにだってなれる!そんな気持ちを歌った曲です。この3人だから出来た歌だと思う。これぞマセガキ!みたいな。

(4) Um Dois Tres Quatro feat. 丑神

「マセガキ流 クラブ遊び」

マセガキサーカスから丑神を招いて、クラブでの出来事を歌った曲を作りました。ラテンノリのトラックもマセガキのT-SK産。マセガキ真骨頂なカンジです!とにかく難しく考えず、盛り上がって楽しんで聞いてもらいたい、そんな1曲です。

(5) 刎頸の君へ feat. KEN-RYW & SI-RUDE

「大切な君への感謝のメッセージ」

「刎頸(フンケイ)の交わり」ってのが史記の中の言葉にあって、例え首を切られたって構わないぐらいの真実の絆っていう意味。「和」をテーマにT-SKが作ったTrackの上で、俺とKENくんとSIくんの3人が、それぞれの「刎頸の君」へのメッセージを歌いました。俺は「仲間」、KENくんは「恋人」、SIくんは「娘」。お馴染みのメンバーだからやりやすかったです。この曲を書いてる時ちょっとつらい時期とかもあって、サビではそんな気持ちが爆発したんじゃないかな?と思ってます。すごく印象深い曲です。

(6) diary (Interlude)

「日記」

This is Who I amに繋がるようなSKITを入れたいなあと思って、日記のアイデアを思いつきました。ブースの中で劇みたいなノリで演技しながら録ったんだけど、とにかく恥ずかしかった(笑)。

(7) This is Who I am

「俺」

アルバム制作の終盤になって、とにかくガツンとくる曲がもう1曲欲しい!と思ってT-SKにTrackを依頼しました。狙い通りの曲に仕上がったと思います。俺がどういう人間か?どういう思いで音楽をやってるのか?そこを表現したかった。自己紹介に近いかも。

(8) Soulman

「夢追い人とエゴと恋愛」

実はアルバム中で一番こだわって作った曲。主人公は俺(笑)。このSoulmanってのは皮肉を込めて「夢追い人」って感じで捉えてほしい。「俺はSoulmanなんだ」っていう男のエゴ、それで傷つけてしまった大切な人との悲しい恋愛の曲です。恋愛は邪魔、そう割り切ろうとした。でも本当は弱いのに、本当は失いたくないのに、言い出せない。そんな情けない男の本音が最後、英語の部分で明らかになります。

(9) 香水 feat. 宏実

「忘れられない香り」

目で見たものとかよりも、嗅ぎなれた懐かしい「匂い」って絶対忘れられないと思うんです。ふとした瞬間に嗅いだ昔の恋人の香水の香り。そういう時って、その頃に感覚ごとタイムスリップするような切ない、不思議な感覚になる。それをデュエットでやりたい!という企画でした。今回、宏実さんに俺から一方的にラブコールを送って実現したんですが、最高の出来になりました。素晴らしい歌声!

(10) How Sweet

「The sweetest song」

これはVery Phat Soul時代にリリースした「Bed Time」って曲があるんだけど、それのPART 2を作ろうってことで出来ました。歌詞、メロディ、トラックも全て、とにかく「甘い」ということにこだわって作りました。個人的に、かなりお気に入りの曲です。女性に聞いてもらいたいですね。夜のお供にどうですか?(笑)

(11) B-BOY STANCE feat. Double S, 吉門映美 & DJ 1,2

「現代社会を生きるみんなへ」

この曲は、まずDouble Sに「B-BOY STANCE」というタイトルで曲を作りたいと持ちかけたところから始まりました。Double SはTrackだけでなくRapでもヤバイのを乗せてくれたし、アルバム中何曲もAdditional Voiceで参加してくれてる映美は、この曲でも完璧、文句なしの活躍。また05年DMC JAPANファイナル3位のDJ 1,2にも、その見事なスクラッチテクを披露してもらいました。仲間みんなに協力してもらってにぎやかな曲になりました。ありがとう!俺としてはまず男性諸君へ、そして次のVerseでは逞しい女性たちへ、それぞれポジティブなメッセージを込めました。

(12) ファベーラ

「リオの子供たち」

音楽をやってて、それで今回アルバムを作るにあたって、どうしても入れなくちゃならない曲があって、それがこの曲でした。小さい頃ブラジルのリオに住んでて、その後も遊び行ったりしてて、どうしても目を背けられない現状がリオにはある。想像を絶する世界で子供たちは生きていて、ある日突然理不尽に死んでいく。俺たち日本人は恵まれていて余裕がある。だから知る義務があると思うし、俺は伝える義務があると思いました。この曲を聞いて初めてそういった現状を知る人もいるだろうけど、是非興味を持って欲しいですね。このTrackを作ってくれたT-4も発案段階の時から俺の話に真剣に耳を傾けてくれて、情緒豊かな泣かせるTrackを作ってくれました。サビを一緒に歌った子供たちも、まさかあんなに覚えてきてくれるとは思ってなくて、ほんとに感激でした。みんなありがとう。そしてリオの土地と人、特にReginaに感謝します。

(13) Better than cool

「まっすぐいこう!」

これはかなり前に作った曲で、今回のアルバムの最後にふさわしいと思って収録しました。英語の意味とかを考えると意味が分からんと思うけど、曲中での「cool」っていうのは「社会常識とか周囲の視線に縛られたかっこよさ」というか「熱さを感じない、澄ましたかっこよさ」って感じ。「Coolだなんてどうでもいいからさ、カッコ悪くてもいいからやりたいようにやってみようよ!」っていうメッセージを込めたかった。実は自分で自分に向かって歌った曲です。すごく・・・必死です(笑)。俺の場合、夢と現実の狭間、悩んで出した答えは、夢を追いかけることでした。